家づくりコラム
工務店紹介
2023年08月09日
理想の家づくりを叶える工務店vol.6|人生経験豊富な社長が寄り添う一級建築士事務所(株式会社柴田建築企画/湖西市新居町)
これから家づくりを検討する方へ向けて、工務店の魅力を紹介する連載企画です。第6回目は、柴田建築企画さんです。
CONTENTS
1. はじめに
2. 高校で建築を志し、地元で建築を続ける
3. 設計業と営業で培った、多様な知識と経験
4. 大人になって始めた趣味でつながる家づくり
5. 豊富な経験が可能にする、画一的ではない自由設計
6. 【担当者からのコメント】柴田毅幸さん
1.
はじめに
柴田建築企画さんは、生まれ育った地元に根差して40年以上にわたり建築業を続ける、柴田毅幸(たけよし)さんが主宰する工務店です。設計から施工管理、引き渡しまでをほぼ一人で担う柴田さんは、会社員時代に培った幅広いジャンルの建築設計と建築営業の経験を活かし、お客さんに寄り添う家づくりをしています。今回は柴田さん自身の人柄をうかがい知るエピソードや、柴田建築企画さんとしての家づくりのこだわりについてお話を聞きました。
2.
高校で建築を志し、地元で建築を続ける
柴田さんが建築を志したわけにはどんな背景があったのでしょうか?
「高校受験をする時点で工業高校の建築科を志望していたので、その頃にはすでに建築への意欲が芽生えていたのではと思います。同校には土木や電気、機械といった学科がありました。建築学科は他学科と比べて建物を建てるという明確な職業イメージがついたことや、建築設計ってかっこいい! といった漠然としたイメージを持っていたこともこの道を選んだ理由だったのかもしれません」
高校を卒業後、地元の建築設計事務所へ就職。そこでは今でも目にすることができる、街のアイコン的建築物の設計に携わってきました。
「建築は自分の仕事が形に残るところが魅力ですよね。いまだに若い頃に設計事務所で手掛けた建物が残っていますよ。たとえば、40年前の仕事で舞阪漁港の『舞阪魚市場』があります。カモメの飛ぶ姿を模したアール状の屋根は、実は私が図面の線を描いたんです。まだCADのない時代ですから、アール定規をあてて手描きで。当時のことはよく覚えています。いまも、現場への道すがら『あれは俺が描いたんだ』って新入社員に伝えることができるのはうれしいですね」
自分が設計した建築を目にしながら暮らすこと、それは地元で働くからこそ得られる貴重な体験。地元の風景をつくってきたという自負が、またさらによい建築を街に建てたいといったモチベーションにもつながっているようです。
3.
設計業と営業で培った、多様な知識と経験
柴田さんは、地元の設計事務所で15年ほど設計の仕事をした後、同じく地元の建設会社へ転職。そこでは前職での経験を存分に活かせると思いきや、思わぬ展開が待ち受けていたと言います。
「設計事務所で一級建築士の資格を取得していたので、キャリアアップのために転職したんです。ところがその矢先、設計部門ではなく営業部門に配属されてしまいました。希望していた職種ではありませんでしたが、当時はまだ珍しかった輸入住宅の販売営業は勉強になりましたね。また、住宅営業をしていた一方、医療施設やアパート、工場など開発案件の営業もしながら現場監督をするなど、かなり広範囲の仕事を任されて多くの経験を積むことができました」
建設会社で10年勤めた後、「柴田建築企画」として独立。これまでどんな家づくりをめざしてきたのでしょうか。
「お客さんの要望を最大限叶える家づくりをすることです。人によって暮らしやすさは異なります。一人ひとり大切にしたい生活がある。だからこそ、お客さんの意見をできるだけくみとって反映される形をとりたい。そしてその想いを現場にもしっかり伝えていくために、自分が一貫して責任を持つやり方をしているのです。いくら設計が良くても、施工するときにお客さんの想いを理解していない現場監督が担当していたらいやでしょう?(笑)」
独立当初は、設計から施工管理、現場監督、打ち合わせから引き渡しまで、社長の柴田さんが一貫して担う独自の体制でスタート。設計施工の一貫体制は工務店にとって珍しくないものの、ほぼ一人で担っていたというのだから驚きます。現在、スタッフが増えても同じように一人の担当者が一貫して担当するやり方を続けていると言います。大きな工務店、ハウスメーカーでは決してできないこと。建築設計を15年、建築施工を営業の立場から10年携わってきた柴田さんだからこそ、このスタイルが可能になったのです。
4.
大人になって始めた趣味でつながる家づくり
ところで、インタビュー中に背景で存在感を放っていた3台のバイクたち。これは一体…?
「10年前、20代から続けていたバスケットボールの代わりにと始めた趣味がバイクでした。ある日お施主さんの倉庫に置いてあったハーレーダビッドソンのバイクを見て、いいなあと思っていたんです。そこにハーレーのディーラーで勤めていた息子さんがバイクショップを開くと言うので、設計施工を任せてもらって。そのご縁でバイクが趣味になりました」
「周りにバイク好きはいないと思っていましたが、後々聞いてみると俺もバイクを持っているとか乗っているとか、友人や先輩たちから教えてもらって。いまではツーリングを一緒に行く仲になりました。最初は誰ともツーリングする気なんてなかったんですけどね(笑)」
柴田さんはバイクのほか、スノーボードやサーフィンなど、とにかく多趣味。趣味の話題を通じてうかがい知ることができるのは、58歳という年齢からは想像できないほど好奇心旺盛でアグレッシブなお人柄だということ。いま主に住宅を検討される世代の方からすれば、お父さんのような年齢差ではありながら、感性の若さがそれをまったく感じさせません。
お客さんにとっては、趣味を共有できることは自分の希望に合った家づくりが期待できる大きなポイント。また、建築の幅広い知識と経験が豊富な柴田さんが最初から最後まで家づくりを担当してくれるからこそ、より一層安心して家づくりを任せることができるのではないでしょうか。
5.
豊富な経験が可能にする、画一的ではない自由設計
ゆくゆくは趣味が仕事につながればいいぐらいに気楽に考えていた柴田さんですが、その後ガレージ付住宅を求めるお客さんが立て続けに事務所を訪ねてきてくれたとか。その結果、近年はガレージ付住宅の受注が多く、自社を特徴づける代表事例となってきました。ですが、そればかりを推していくつもりはないと柴田さんは話します。
「デザインにあらかじめテーマやストーリーを設けている家はわかりやすいため、お客さんにとっても選んでもらいやすいのかもしれません。ただ、“かっこいい”の定義は人によって違いますし、こちらの価値観を押し付けることなく、これからもあくまでもお客さんの希望に沿った家づくりをするというスタンスを貫いていきたいですね」
お客さん目線の家づくりに徹する柴田さんに対し、お客さんからは「なんでもできる、なんでもやってくれる」と太鼓判を押されることも。長年建設業に携わってきた経験があるからこそ、柔軟に対応できる。できない場合は瞬時に判断することができる。こんな頼もしい工務店さんにお家づくりを依頼できれば、安心してお任せすることができるでしょう。
6.
【担当者からのコメント】柴田毅幸さん
湖西市新居町出身。事務所から徒歩3分のところで生まれ育った柴田さんは、地元密着型の工務店として信頼を築いてきました。「お客さんには、私たちの設計も進め方も性格も見てもらったうえで契約してもらっています。契約後も一人の担当者が地鎮祭も現場監督も引き渡しもします。ずっとお客さんと二人三脚で進めて行けるからこそ、間違いが起こらない。そうした担当者の顔が見える安心感は家づくりにとって重要だと思っています」。
この想いに共感される方は、柴田建築企画さんへお家づくりのご相談をされてはいかがでしょうか。
柴田建築企画さんに関する詳しい情報はこちらから
登録会社ページ:https://www.enshu-home.com/partner_detail/?posttype=order&id=12107
<過去の記事>
第1回 アールスタジオさんの記事はこちら。
https://www.enshu-home.com/college/15124/
第2回 マブチ工業さんの記事はこちら。
https://www.enshu-home.com/college/15394/
第3回 アイジースタイルハウスさんの記事はこちら。
https://www.enshu-home.com/college/15461/
第4回 ほっと住まいるさんの記事はこちら。
https://www.enshu-home.com/college/15618/
第5回 つくし工房さんの記事はこちら。
https://www.enshu-home.com/college/16033/
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