家づくりコラム
工務店紹介
2024年03月18日
理想の家づくりを叶える工務店vol.12|100棟以上の現場経験が支える、デザインも性能も妥協のない家づくり|バルハウス(浜松市中央区)
これから家づくりを検討する方へ向けて、工務店の魅力を紹介する連載企画です。第12回目は、バルハウスさんです。
CONTENTS
1. はじめに
2. カフェでリラックスしながらお家づくりの相談を
3. 一つひとつ違う家、印象に残る家にしたい
4. 長い会社員時代の経験がバルハウスの土台
5. 目に見えない基本性能もこだわる家づくり
6. 代表の宮下和晃さんからのメッセージ
1.
はじめに
2014年に工務店「バルハウス」を立ち上げた代表の宮下和晃さんは、現在現場監督のスタッフとともに、二人三脚で家づくりを続けています。2023年3月には異業種となる飲食店「バルハウスカフェ」を浜松市浜名区にオープン。オフィス兼ショールームそしてイベントスペースとしても使われているカフェは、オーガニックにこだわったメニューが評判です。今回は、多くのお客さんでにぎわうカフェを訪ね、宮下さんにお話を聞きました。
2.
カフェでリラックスしながらお家づくりの相談を
カフェの建物は工務店としての技術力をフルに活かした設計で、店内はブルックリンテイストのかっこいい空間。ふだんから手掛ける住宅と同じ高断熱高気密の性能を体感でき、オススメのタイルやフローリングの質感や色合いを確認することができます。
なぜ、工務店であるバルハウスさんがカフェを経営することになったのでしょうか。
「もともと自宅にある4.5畳ほどの部屋を事務所にしていたのですが、普段は家族もいるため、お客さんがふらっと立ち寄れる場所ではなかったんです。いつか外に事務所を構えたいと思っていながら、現場監督のスタッフが入社したことでより一層手狭になって。事務所用の土地を探していたところ、知人の紹介でたまたまこの土地が空くと教えてもらったんです。ただ、この土地は調整区域にあって、飲食店であることが必須の条件だったので、事務所兼カフェとして開業することにしました」
きっと異業種への挑戦はハードルが高かったのではないかと想像しますが、カフェを開くことは本業の工務店業にもつながると宮下さんは話します。
「カフェであれば、OBの方が気軽に遊びに来ることができますし、これから家づくりをする方にはリラックスしてもらいながら打ち合わせができると思いました。また、家づくりをする職人さんやお施主さんとのマッチングをするなど、日々家づくりにかかわる人たち同士の接点をつくることや、お子さんのいるファミリー向けのイベントも開いて喜んでもらいたい。幸運にもカフェスタッフも雇用できたので、やってみよう! と決意することができました」
3.
一つひとつ違う家、印象に残る家にしたい
バルハウスさんの家というと、お客さんの個性が光る、かっこいい家づくりが印象的です。レンガやタイル、温かみのある木材を多用しながら、アイアンで無骨な重厚感を加えたブルックリンテイストの家。塗り壁に無垢の床、板張り天井に瓦など素材の風合いを活かした落ち着きのあるナチュラルテイストの家。そこへオリジナルの造作家具やパーツを加えることでより一層、オリジナリティ高い空間に仕立てる家づくりが魅力です。
宮下さんは家づくりのこだわりについてこう話します。
「家はお客さんに合わせて一つひとつ違う家にするのが基本だと思います。友人や知人が遊びに来て、この家は○○だねと特徴を感じてもらえるような、遊び心のある家をめざしています」
実際に、バルハウスさんに家づくりを依頼される方の多くが、車やバイク、スポーツなどご自身の趣味をもたれている方だと聞きます。それぞれにこだわりのあるライフスタイルを追求されているからこそ、家そのものも自分らしくしたいと希望される方ばかり。そんなお客さんの多彩な個性を受け止めるのには、宮下さんはうってつけの担当者。なぜなら宮下さんは、ハウスメーカーで16年勤める中で、100棟以上の現場監督を担当されたという経験の持ち主なのです。
「僕自体の引き出しの多さがバルハウスの魅力だと思っています。お客さまの希望に合わせてどんなテイストでもトータルのバランスを考えてアドバイスできるからこそ、信頼してもらえているのだと思います」
4.
長い会社員時代の経験がバルハウスの土台
専門学校を卒業後20歳で、自然素材の家を得意とする地元ハウスメーカーへ就職した宮下さん。当時は、浜松市内でも多くの宅地開発が行われていた時代です。年間40棟だった受注数が5年で年間100棟まで急成長していくなか、宮下さんは新人ながら日々抱えきれないほどの現場をこなしていたと言います。
「とにかく大忙しでしたね。それでも、毎年大きな問題をクリアしていくたびに、成長する自分を感じていました。担当していた棟数はもちろんですが、現場監督として職人さんの施工を管理したり、お客さんのアフターフォローをしたりするなかで、次第に知識が蓄えられていきました」
時代とともに順調に業績を上げ、管理職へとステップアップ。入社16年目、静岡支社の支店長として活躍していた頃、気づけば長女が小学校へ入学するタイミングになっていました。宮下さんは、浜松から静岡まで毎日車通勤していたこともあり、家庭を優先することを理由に退職。工務店として独立する道を選びました。
5.
目に見えない基本性能もこだわる家づくり
会社員から心機一転。工務店を立ち上げるにあたり、宮下さんは何を大切にしていこうと考えたのでしょうか。
「お客さんにとってメリットの高い家づくりをしたいと思っていました。営業マンが売りやすい家ではなく、プロが見てもお客様にとって良い家をつくりたい、と」
「たとえば、キッチンは綺麗なものでも性能が配慮されていないような家ではお客さんのためになりません。お客さんには『豪華だ』と喜んでもらえるかもしれないけれど、実際、蓋を開けたら性能の低い低価格の断熱材やすき間だらけの施工では、快適な暮らしは叶いません。ですから、バルハウスは現場監督の知識や経験を軸にして、見た目だけではない家づくりをしたいと思いました」
バルハウスさんは、「SW(スーパーウォール)工法※1」を取り入れた高気密高断熱の家づくりをしています。ZEH(ゼッチ)※2の基準相当の気密性で、寒冷地にも耐えうる断熱性を担保。さらには耐震・制震性能まで基本性能としています。
独立当初は特に高性能な家づくりを全面に押し出してはいなかったと言う宮下さん。それは「高性能は当たり前。工務店の責任だ」との考えがあるため。自然素材をふんだんに取り入れた家づくりを標準仕様としているのも、永く快適な家が家族にとって愛着のもてる家となることを経験上確信しているから。バルハウスさんがデザイン性に特化しているように見えるのは、それを下支えする機能や性能が備わっていることが大前提として考えられているからなのです。
バルハウスさんであれば、デザイン性が高く高性能な住宅を、一切の妥協なく建てることができるでしょう。自分のライフスタイルにこだわりがあり、デザインも性能も欲張りたい!という方は、ぜひ一度お話を聞いてみてください。バルハウスカフェで、コーヒー片手に語らえば、打ち合わせがより一層楽しい時間になることは間違いありません。
※1 SW工法:建材メーカーのリクシルが開発・設計する住宅規格。昔から日本で採用されてきた木造軸組工法に耐震性能や断熱性能をプラスするのが特徴です。
※2 ZEH:ゼッチ/ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス。住宅で使う一次エネルギー(電気に変換される前の石炭や天然ガスなどのエネルギー資源)の年間消費量が、おおむねゼロの住宅のこと。
6.
代表の宮下和晃さんからのメッセージ
バルハウスでは、つくることを純粋に楽しみたいお客さまと家づくりしたいと思っています。年間で8棟程度の家づくりに限定しているからこそ、一棟一棟の打ち合わせを密に行うことができます。高性能でかっこいい、自然素材をふんだんに使った家。お客さんのこだわりに寄り添って、仕様決めの打ち合わせやショールーム巡りを一緒に楽しく進めていくことができます。だからこそ、自分たちらしい家ができるのです。一度バルハウスの話を聞いてみませんか? カフェへの来店もお待ちしています!
*
バルハウスさんに関する詳しい情報はこちらから
登録会社ページ:https://www.enshu-home.com/partner_detail/?posttype=order&id=1454
<過去の記事>
第1回 アールスタジオさんの記事はこちら。
https://www.enshu-home.com/college/15124/
第2回 マブチ工業さんの記事はこちら。
https://www.enshu-home.com/college/15394/
第3回 アイジースタイルハウスさんの記事はこちら。
https://www.enshu-home.com/college/15461/
第4回 ほっと住まいるさんの記事はこちら。
https://www.enshu-home.com/college/15618/
第5回 つくし工房さんの記事はこちら。
https://www.enshu-home.com/college/16033/
第6回 柴田建築企画さんの記事はこちら。
https://www.enshu-home.com/college/16444/
第7回 岩崎工務店さんの記事はこちら。
https://www.enshu-home.com/college/16473/
第8回 スズイチさんの記事はこちら。
https://www.enshu-home.com/college/18217/
第9回 DAITOKU(大得工務店)さんの記事はこちら。
https://www.enshu-home.com/college/18624/
第10回 可美建築さんの記事はこちら。
https://www.enshu-home.com/college/18841/
第11回 hikarikenchikuさんの記事はこちら。
https://www.enshu-home.com/college/18934/
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